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  • 2018.06.06
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社会福祉士の逮捕報道について

社会福祉士の逮捕報道について

 

今般、当会の元会員(2017年3月に当会を退会)である社会福祉士が、当会在籍中に成年後見人の立場を悪用して被後見人の財産を着服したとして、業務上横領の疑いで逮捕された旨の報道がなされました。

当会は、上記報道に接し、心から遺憾の意を表しますと共に、被害に遭われた被後見人の方を始め、関係者の皆様に多大なご迷惑をお掛けしましたこと、並びに、この度の不祥事により皆様の信頼を裏切ることになりましたことにつき、心より深くお詫び申し上げます。

当会は、広島県民の生活と権利を擁護し、地域福祉サービスの推進と発展を図り、もって広島県内における社会福祉の増進に寄与することを目的とする社会福祉専門職団体でありますところ、判断能力の不十分な方々の権利擁護に積極的に取り組むために「権利擁護センターぱあとなあひろしま」を設置し、専門職後見人の養成及び資質向上を図る各種研修等を実施して参りました。それゆえ、当会にとりまして、この度報道されました不祥事は、まさしく、あってはならない不祥事です。

 またこの度の経緯は、元会員が当会退会後に発覚したという事実があり、会員に対して、成年後見受任中はその責任を果たすために、退会をさせない等の対策にも取り組んでいく必要があります。

当会は、この度の不祥事を厳しく受け止め、当会所属の社会福祉士に対して倫理綱領・行動規範の遵守をより徹底させるべく、当会を挙げて再発防止に向けての取り組みを一層進める所存です。

 

2018年6月6日

公益社団法人 広島県社会福祉士会

会長 山中 康平



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